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以下の模擬実習の他、マウスを扱う様々な場面の実習に活用いただけます。
•保定 •尾静脈投与 •経口投与 •腹腔内投与(保定まで)
Russell、Burchによって「3Rの原則」が提唱されたのは1959年のことでした。
しかしその理念が我が国の法律に盛り込まれたのは2006年に「動物の愛護及び管理に関する法律」が改正されてからのことです。
さらにその理念の実現に至る道程は決して簡単ではありません。とくに「できる限り動物を供する方法に代わり得るものを利用する」ためには、研究の性質上多くの制約が伴います。
実験動物として汎用性のあるマウスは、一般の人にとって決して身近な動物ではありません。動物実験を必要とする研究にこれから携わろうとする人々、いわゆる初心者でも事情は同じです。慣れない動物を扱おうとすれば恐怖心が先立つものです。この恐怖心を動物は敏感に感じます。そしてそれはマウスにとって激しいストレスになります。
たとえば保定という最もシンプルな動作ですら、習熟者によるものでも尻尾をつかまれて、宙に浮かされるだけで動物はストレスを感じます。保定が初心者によるものであれば、動物の感じるストレスは一層大きくなります。
実験動物技術者は導入教育や手技練習の機会、例えば一般状態観察や経口投与などの実際の観察や投与をする前に、受講者の手つきや保定を見ただけで、その最終的な仕事(動作・作業)が「できる」か「できないか」がわかります。
それは、自らが繰り返し行ってきた手技がすべて頭の中で動線(流れ)として完成しているからです。
指導者が受講者に対して指導する場面を想定してみましょう。例えば経口投与であれば、保定時の頚部の締めつけ具合、頚部の角度、ゾンデの進入角度・深度、投与速度など様々な技術を、生体を傷つけることなく、伝授することができます。
受講者も噛まれる心配もなく、恐怖心なく手技を取得でき、実際に実験動物を使った実験技術をスムーズに習得できるようになります。
より実際の動物に近い感触を実現したMimicky® Mouseは今後実験動物を使わざるを得ない研究に携わろうとする人々の力強いツールになることを願って生まれた商品です。
Mimicky® Mouseが動物の尊い命を犠牲にすることの意味を自覚できるツールとして利用されることを念願しています。