創業40年 クリーンウェアの特殊クリーニングとクリーンスーツ類の販売・リースのことなら全国に展開する(14社 24工場)日本CIC研究所グループにお任せください。
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ここではよくあるご質問をご紹介します。どうぞ参考にしてください。
これ以外の質問やもっと詳しく知りたいという方は、お問合せフォームからご連絡ください。
メールにて回答させていただきます。
1.クリーニングに出される品目はどのようなものがありますか?
例)つなぎ服、フード、靴付オーバーシューズ(ロングブーツ)、長白衣等
※靴類は、先芯有りの安全靴タイプか否か。
つなぎ服とフードは別の離れているのか、付いているものか。
クリーンブーツは通常のものか、安全靴か(料金が異なります)。
2.クリーニングに出される数量や頻度は?(1回あたり)
例)1週間に一度、20着など
集配方法は、トラック便での集配もしくは物量が少ない場合は、宅配便でのやり取りになります。
原則仕上がり期間は約1週間~10日。
滅菌を必要とする場合、到着から発送まで丸1週間を要しますのでローテーションに影響しないか確認させてください。
【洗浄対象が大量で定期的に回収納品が行われる場合】
弊社トラック便を利用できるかご相談させてください。配送予定が組めれば、配送費はサービスとして発生しません。
配送は毎週同曜日で行います。祝日・国民の休日ほか貴社の営業休日であっても集荷納品に伺いますので、ご対応いただける体制があることが前提となります。
原則別日への変更はできません。1週跳んで翌週に納品回収を行うことになりますのでご了承ください。
会社休日に施錠されて集荷場所まで立ち入れない、あるいは守衛の方などどなたもいない為にご対応いただけない場合は、宅急便のご利用をお願いしています。(弊社は祝日・国民の休日でも受取り可能)
【洗浄対象が少量あるいは、月に1回など不定期にご注文される場合】
宅配便をご利用いただきます。発送の際は貴社指定の宅配業者でよろしいので元払いで発送いただき、弊社より返送の際の送料は1式(箱数)につき配送費を請求書に載せるかたちになります。
着払い・代引き対応もご指示いただければ可能です。こちらの場合の送料に関しましては、往復ともに貴社様負担になりますのでご了承ください。
なお、弊社は祝日・国民の休日でもウィークデーの受取りは可能ですが工場稼働日と納期の確認が必要ですので、発送前にご連絡ください。
3.クリーニングのグレードは?
超純水による仕上げ洗浄を行なうグレード(クラス100)と、超純水の必要のないグレード(クラス1000 )をお選びいただけます。
クリーンルーム内でのタンブリング乾燥・折り畳み・パッキングを行うのは同じです。
また、高圧蒸気滅菌処理(AC)が必要か否かについても教えてください。
4.クリーニング依頼開始予定日はいつ頃?
5.住所、連絡先、担当者名、請求先担当者等?
6.お支払い・請求関係
請求書(振込先記載あり)を返送時にお荷物に同梱させていただきます。
金額確認後お振込いただくかたちになります。
なお支払い条件(振込期限等)は特に設けておりません。貴社条件に従いますのでご相談させてください。
宅配便でお送りいただく場合は、お客様にダンボール箱をご用意いただきます。納品返送の際は新しいダンボール箱に入れてお送りします。
安全靴は、靴先に金属あるいはプラスチックの先芯が入ることにより、通常のクリーンシューズより硬く、重い造りになっています。
その為、通常なら回転式のタンブリング乾燥機でできますが、安全靴は機械が壊れる可能性があり、また安全靴同士が当たることでも傷んでしまいます。
これを避けるためには、一足ごとに平置きの乾燥機に並べて入れる必要があり、時間もコストもかかってしまうからです。
同様のことが、ACシューズのようなゴム製の靴にも言えて、タンブリング乾燥機で表面の水分が取りきれない製品についても平置きの乾燥機を使用するために、通常の短靴よりも料金が高くなってしまいますのでご了承ください。
クリーニングの特徴としましては、ISOクラス5(Fed.stdクラス100)に相当するクリーンルーム内において、超純水によるすすぎ及びタンブラー乾燥による除塵効果で、一般のクリーニングでは除去しきれないミクロのレベルまで微粒子を除去しますので、清浄度の高い領域で着用して作業されるお客様にとって安心してお使い頂けます。
洗浄グレードも超純水を使用した「クラス100」と使用しない「クラス1,000」からお選び頂けます。
具体的な工程の流れとしては、受入~前洗浄(予備洗浄)~本洗浄~本乾燥~清浄包装~出荷となります。
前洗浄は一般クリーニングと同じように市水を使用、その後の本洗浄では比抵抗値が16メガオーム以上に管理された超純水を使用しております。(クラス100の場合)
更に脱水の後の乾燥も、ULPAフィルター装着のタンブラーにて高温乾燥しますので、一般細菌も殆どこれで殺菌されるので、衣服表面の粒子除去に加えて、衛生面から言っても十分効果は期待できるものと言えます。
また、実際に衣服をたたんで仕上げ作業する場所も、クリーンルーム内であり、作業者も当然のことながらクリーンスーツを着用して作業にあたりますので、異物混入のリスクも少ない作業環境となっております。
このように眼に見える異物もさることながら、眼に見えない微粒子に対してもCIC方式のクリーニングによって、99%以上の微粒子低減が可能となります。(当社データによる)
本洗浄では比抵抗値が16メガオーム以上に管理された超純水を使用しております。(クラス100の場合)
超純水のすすぎ効果で微粒子の除去はもちろん、エンドトキシンの値も抑える効果が期待できます。
超純水のグレードを表すため使用される指標は複数ありますが、いずれも水中の不純物を何らかの手法で評価しているに過ぎず、例えば「超純水度」といったようなものは存在しません。
水質管理指標として一般に、電気抵抗率(比抵抗、MΩ・cm)が、最も一般的な指標です。
25℃における理論値として、18.24MΩ・cm および 0.05482μS/cmがあげられており、この値に近いほど電解質濃度が小さいことになります。
目安として17MΩ・cm以上、0.058μS/cm以下の水なら超純水と呼んでもおかしくありませんが、半導体工場では18MΩ・cm以上の厳守を要求されています。
高圧蒸気滅菌を行う際は、専用の滅菌袋を使用します。工程が袋単位ため、オートクレーブは袋単位で料金をいただいています。つまり一緒に入れることで分ける場合よりコストとが半分になります。
つなぎ服とフードの表記印刷の記号数字で合せて一つの袋に入れるセットパックはご指定いただければ別料金なしでお受けしています。ただし大量であるとか、個人持ちのクリーンウェアで、数字記号の照合が複雑で手間がかかるケースでは、別途料金を頂戴する場合も御座います。
ICタグのコインの耐久性を調べたデータがあります。オートクレーブに200回以上かけても壊れませんでした。毎週洗浄滅菌をするとして、1年間で48回ですから約4年は大丈夫ということです。
仮にコインが壊れたとしてもその中に保存されているのは、個体としての識別データのみです。洗浄回数履歴のデータはクラウドに上げられて保管されていますので、データを読み出せなくなるというようなことは御座いません。
匂いには大きく分けて2種類あります。
●人体などの体臭の匂い
●香水などの人工的な香料の匂い
1.体臭の匂い
原因は、体内からの汗や皮脂の分泌物が衣類に付着して菌が繁殖するため。
そのため除菌をすれば、匂いを取り除くことができます。
除菌の方法として、
●漂白剤を用いるのが一般的な方法・・・但し柄物などには注意が必要。
●漂白力を強くする方法・・・温度/時間/アルカリという3つの要素をうまく組み合わせて洗浄する。
CIC方式では、温水(60℃)、高温乾燥(80℃)及び洗剤の他に補助材としてのアルカリ剤を使用しております。
補助材としてのアルカリ剤の役割は、汚れは酸性のものが多く、洗浄していくと洗浄液が中和されて洗浄力が低下するのを防ぐというものです。
また、60℃~80℃という温度であれば、大抵の一般細菌であれば殺菌可能とも言われております。
2.化粧品や香水などの人工的な香料の匂い
基本的には匂いは水に溶けるものですが、化粧品や香水などの匂いは、元々落ちないように作られているというのが前提としてあります。
なので、そのような人工的に作られた匂いは、上記の方法を以ってしても100%は除去できないと言われており、匂いが薄くなるまで何度も洗うというのが現実的な方法となります。同時に柔軟剤や消臭剤で匂いをごまかすということも一般的に行われております。
お客様全般に上記2に関して事情ご理解頂き、必要以上の香料のご使用は控えて頂けるようお願いもしております。
また、匂いの発生を防ぐためには、洗浄から完全乾燥までになるべく時間をかけない、と言うのも知られており、生乾きの状態が長く続けば菌が繁殖しやすい環境になるということになります。
洗浄時の注意点としても、あまり一度に多く投入しないで乾燥を早く済ます、ということを心掛けております。
オートクレーブによる滅菌処理後、お客様によっては3~4週間経過したところで、再度の滅菌ご依頼をいただくこともあります。
滅菌専用袋の製造メーカーの見解としては、6ヵ月は大丈夫とのことですが根拠となるデータが確認できておりません。
6ヵ月はあくまで目安として、お客様の基準で運用してください。
クリーニング作業者の安全を第一にお考えください。
血液あるいは体液を扱う際にはアームカバーをして行い、血液が付着する、しないにかかわらずアームカバーをオートクレーブ処理をしてから洗浄依頼してください。
また万が一、クリーンウェアや手術着に血液が付着した場合にも同様の処理をしてからご依頼ください。
明らかに血液が付着した場合は、次亜塩素酸で下処理も行なってください。
日本CICグループは全国14社23工場で展開しています。フランチャイズですので、どちらの工場でも同じ工程・洗浄管理基準で特殊クリーニングを行っています。
東京都・埼玉県・神奈川県以外にある事業所につきましては、お手数ですが
日本CICグループMAPの各社営業エリアをご覧いただきお問い合わせください。
もちろん弊社からもご紹介させていただきますので、どうぞご連絡ください。
受け入れ時にチェックを行い、修理が必要なものはご連絡の上、実費で修理させていただいています。
事前に破損個所がおわかりでしたら、その旨お知らせください。
修繕の他、部品の取り付け、ペン差し、ポケット付けもご要望により承ります。
布地に昇華インクで印刷してネームタグを作成し、マジックテープを衣類に取り付けること自体は可能ですがこの方法はお薦めしていません。マジックテープの箇所に毛髪や繊維が付着して汚染の原因になることもあるからです。
ICタグを入れるネームタグのみを縫い付ける方法でしたら可能です。3段の印刷面に、会社名・サイズと連番・使用開始年月を入れることが多いのですが、個人名や部署名、イニシャルの印刷も承ります。
クリーンウェアに直接名前や部署名・会社ロゴの印刷をご希望される場合は、新規にご購入される際にご相談ください。
クリーンスーツの特殊洗浄は、ドライクリーニングのように有機溶剤を全体に使用することはありませんので、油性のマジックインクでお書きいただいても読めなくなってしまうということはありません。(滲んでしまうのとは別に)
弊社では、例えドライクリーニングをしたとしても落ちない特殊インクのペンをご用意していますのでご相談ください。
購入したばかりのクリーンウェアは微粉塵が付着したままです。そのままクリ―ンルームに入室すれば汚染してしまいます。必ず予め定められた洗浄条件で、初回からクリーニングしなければなりません。
弊社を通じてクリーニングウェア類をご購入いただければ、洗浄してすぐに使える状態で納品させていただきます。
もちろんクリーンウェア類も特別価格でお見積りさせていただきます。
ICタグの取り付けをする場合も含めて、購入からご相談いただければ納期を含めてまとめて対応することができます。
例えば、靴下などはお客様のご希望で20双パックをお作りしたり、インナーウェアの上衣をまとめパック、下衣をまとめパックということもできますのでご指示ください。
靴の場合は、新品と言えども個体毎の縫製や接着剤の量の影響などにより、洗浄後に貼り合わせの部分から接着剤が発現したり、それによる変色等の不具合が起こり易い物品と言えます。
例えば、ウレタンの加水分解などは、使用していなくても内部で劣化が進みます。新古品を洗浄したらソールのウレタンがボロボロになった、靴底が剥がれた、などの事例はそれが原因です。
靴底の劣化が進みボロボロが落下するようであれば、これは洗浄工程には入れず、袋に理由を記入したメモを付けてそのままお客様に返却し、買い換えていただくなど対応をお願いします。
クリーンウェア類も基本は同様ですが、見た目では判断付かない場合、いくつか抜き取った検体をJIS-B-9923準拠のタンブリング測定にかけて、その結果を基にお客様に買い換えのご提案をさせていただく場合があります。
お客様のメールアドレスを登録させていただきます。洗浄対象の衣類が集荷・納品されるたびにクラウドサーバーにデータが蓄積されます。
月に一回、データ更新のご案内メールを送信されますので、メールにあるワンタイムパスワードでデータにアクセスすることが出来ます。専用ページでは見るだけではなく、PDFやCSV形式でダウンロードすることが可能です。ICタグの個体番号をマクロ処理で個人名に変換したり、部署名を挿入するなど様々な加工ができます。
これにより、ウェアの納品・使用開始時期情報から、洗浄回数、入出庫記録までウェア個々の追跡調査が可能になりました。管理状況をデータで提示できることで、内部監査や調査に対する"見える化"を実現できました。もう説明のためだけに複雑なデータ管理に悩まされることはなくなりました。
【DIFF.Countsの意味】
1CF(1キュービックフィート)の体積中に、各粒径の粒子がいくつあったかを表します。
例えば、今回の結果が、大きな粒子から次のようであったとします。
10.0μm:0個/5.0μm:0個/2.0μm:1個/1.0μm:1個/0.5μm:4.3個/0.3μm:4個
【CUMU.の意味】
1CF(1キュービックフィート)の体積中に、各粒径以上の粒子がいくつあったかを表します。要するに、大きな粒子からの累計の数を表します。
例えば、今回の結果が、大きな粒子から次のようであったとします。
10.0μm:0個/5.0μm以上:0個/2.0μm以上:1個/1.0μm以上:2個/0.5μm以上:6.3個/0.3μm以上:10.3個
【評価基準】クラス100の場合
1CF(1キュービックフィート)の体積中に、0.5μm以上の粒子数が100個以内のこと。
従って今回の結果は、6.3個なので基準を満たしている、ということになります。
仮に100個を超えてしまっている場合は、クラス100を満たしているとは言えず、クラス1,000若しくはクラス10,000といったグレード評価となります。
超える要因としてまず考えられるのは、今回の試験目的である、衣服繊維の劣化が挙げられます。